肌の仕組み

メラニンとメラノソームの違いって?お肌を守るメカニズム

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生き物の色素を司るのはメラニン?メラノソーム?

響きが似ていて紛らわしいですし、なんだか違いもややこしい。

肌の色が濃くなることと密接な関係にあるようですが、詳しいメカニズムが分からなくて、モヤモヤします。

これさえなければ、シミの悩みも解消できるかもしれないのに。

メラニンやメラノソームは、お肌のトラブルである日焼けやシミと、どう関わってくるのでしょうか。そのメカニズムを理解して、スッキリしちゃいましょう。

まずは知りたいメラニンのこと

メラニンとは、生き物の持つ、黄赤色または黒褐色の「色素」のことを示します。

人にみられるメラニンは、黒や茶色系のユーメラニン(真性メラニン)と、赤や黄色系のフェオメラニン(黄色メラニン)に分けられます。

この2つのメラニンの比率によって、髪や肌の色に違いが出てくるのです。

約1万年前のイギリス人の遺伝子を調べてみると、褐色の肌だったという研究がありましたが、現在とはメラニンの比率に違いがあったのかもしれませんね。

ちなみに、黒色人種はユーメラニン、白色人種はフェオメラニンが多いと言われています。黄色人種は、2つのメラニンの混合型なのだとか。

 

メラニンはお肌のガードマン?

メラニンが生成されるのは、表皮のいちばん下にある、基底層という部分です。

そこに存在する、メラノサイトという色素細胞から生まれてきます。

メラニンの役割は、紫外線からの防御。メラニンが紫外線を吸収することで、日光による障害や、腫瘍の発生などを抑えます。

ただし、この重大な役割は、メラニン単体では実行できません。

メラノサイト内に見つかる、「メラノソーム」という細胞内膜小器官の働きも必要とします。

 

詳しく知りたいメラノソームのこと

メラニンの生成と蓄積は、メラノサイト内に存在する「メラノソーム」とう小器官の中だけで行われます。

紫外線の刺激を受けたメラノソームは、メラニンの生成から蓄積までを、4段階に分けて準備します。

第1段階ではメラニンの元しか含まれていない状態ですが、4段階目まで行き着くと、メラノソーム内は成熟したメラニンで充満された状態に。

メラノソームは、メラニンを内包したまま、基底層からケラチノサイト(表皮細胞)まで移動していきます。

移動後は、ケラチノサイトの細胞核の上に集合し、紫外線によるダメージを吸収します。

お肌の防御は、メラニンを内包したメラノソームによって行われているのです。

 

もしもメラニンが生成されなかったら

日焼けやシミは、紫外線の刺激を受けて、メラニンが生成された結果です。

発想を逆転させてみると、メラニンさえ存在しなければ、シミと無縁なお肌が実現するということでしょうか?

残念ながら、そう簡単にはいかないようです。

メラニンによって紫外線のダメージを吸収しなければ、日光による障害が、さらに酷くなってしまうからです。

最悪の場合、細胞核の中に存在するDNAが損傷し、皮膚がんの危険が付きまといます。

アルビノ(白皮症)という、先天的にメラニンが生成されない体質の人が存在しますが、日光の元での活動が制限されています。

メラニンが欠如しているため、紫外線のダメージを強く受けてしまうためです。

肌の熱傷や、皮膚がんのリスクが増加しているのです。

 

メラニンとメラノソームは肌の健康に欠かせない

お肌の健康は、メラニンを内包したメラノソームが、皮膚の細胞核を防御することで保たれています。

紫外線による刺激を、必要以上に受けなければ、シミといったお肌の悩みに発展することはありません。

メラニンの生成を必要とする状態に、お肌を持っていかないようにすることが大切だったんですね。

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